【新唐人2017年10月16日】
元アメリカ大統領首席補佐官のスティーブ・バノン氏は14日、保守系団体が主催するバリュース・ポーター・サミットで演説し、保守派の有権者に対し、「偽共和党」を倒してトランプ政権を応援しようと、団結を呼びかけました。
元アメリカ大統領首席補佐官 スティーブ・バノン氏:「すべてのことに時機がある。今こそ、共和党の体制派に宣戦布告する時だ。」
首席補佐官を辞任後、保守派メディア「ブライトバート・ニュース」の責任者に復職したバノン氏は、8月にホワイトハウスを去る際、「トランプのために戦う」と宣言しました。
14日、バノン氏は保守系の有権者に、今こそ立ち上がって「偽共和党」に反対を唱える時だと呼びかけました。
元アメリカ大統領首席補佐官 スティーブ・バノン氏:「上院議員のボブ・コーカーを批判してもよいし、次はミッチ・マッコーネルに投票しないと言ってもよい。法案可決を阻止する行為を止めさせ、トランプ大統領の執政を応援しよう。」
元アメリカ大統領補佐官 セバスチャン・ゴルカ氏:「バノン氏が偽共和党に宣戦布告して一年、私は彼と共に、『もうたくさんだ』と彼らに告げなければならない。」
バノン元主席補佐官は、共和党の人間がトランプの執政を邪魔していると考え、これまで何度も同党上層部と険悪な仲になったと、ロイターは報じました。
元アメリカ大統領首席補佐官 スティーブ・バノン氏:「今の時代、私達はインターネットによって、主要メディアや共和党の長老たちを飛び越えて、直接やり取りできる。良い考えを持つ候補者が、良い人々の支持を受け、資金が潤沢な相手候補に勝つことができたのだ。」
先月、バノン氏が支持する保守派のロイ・ムーア氏が、アラバマ州連邦上院議員選挙で当選しました。党内でのライバル、ルーサー・ストレンジ氏は、議会共和党上層部の支持を受け、900万ドルもの選挙資金を受けていたにも拘わらずです。
元アメリカ大統領首席補佐官 スティーブ・バノン氏:「100年後の我々の子孫が今の時代を振り返った時、どうなっているか。それは我々の決断にかかっている。もし我々が団結し、アラバマ州のような勇気を示したなら、我々は必ずや勝利し、あの偽共和党らを負かすことができるだろう。」
新唐人テレビがお伝えしました。
http://www.ntdtv.com/xtr/gb/2017/10/16/a1346863.html(中国語)
(翻訳/白白 映像編集/李)